上棟式での餅まきは 「散餅散銭の儀」(さんぺいさんせんのぎ) という災いを祓うための儀式の中で 餅と銭をまく事がもとになっているようです 家を建てることは大きな厄災を招くという考えがあり その厄を避けるために餅や小銭をまいて 他人に持って帰ってもらうという説がある 古い時代には、家を建てるということは (地域)の共同体による共同作業でした 「家を建てる」=「富がある」ということの象徴で、 その富を地域の共同体で分け与えることで、 厄災(家を建てられない人の嫉妬も有っただろう)を避けるために 供物であり保存食でもある『餅』や富の分配の形としての 『小銭』をまく(分配する)ことが 地域の共同体の中での生活を円滑におこなうための 習慣だったようです 平安時代から鎌倉時代にかけて上棟式そのものの習慣が広まり 一般庶民も行うようになったのは江戸時代からだそうです
by mmayumiya
| 2012-01-19 11:39
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森田真由美 室礼家
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